ミスの認識 改善 克服
週末、友人のお誘いで何人か集まってゲーム練習会。
開始時間前に ワークショップで習ったダイナミックストレッチ。
なんだか注目を浴びちゃってるけど
ここはメンタルも鍛えるつもりで「気にしない、気にしない」
二回も言ってる時点でかなり気になってますけど・・・。
知ってる人がいないので、適度、いや適度よりやや過度の緊張感。
主催者の声かけで、まずはボレー vs ボレー、ミニラリー。
今課題のバックボレーは慎重に、面を作って相手の胸元へ。
なんだ?この無言のラリーは・・・・。皆、自分のことで精一杯か?
ワタシモダケド。 ヘタクソトオモワレタクナイモン。
「サービスを10本くらい打って ゲームにします」
明るい主催者のお声が響きます。
どーも。
作り笑いを何人かと交換した後、給水タイム。息が詰まるなぁ。
遅れてくると言っていた友人からの連絡はまだなく、着々と番号決め 組み合わせ決め
「へ? 1試合め?」
「こんにちは~、はじめまして。 はい、 ええ フォア側で・・・。」
・・・というような、ゲーム練習会、なかなか緊張感がありますね。
自分だけ周りを誰も知らないというのは レアケースかもしれませんが
このような時、自分のプレーをどのように分析できるでしょうか?
ゲーム練習会では、コートサイドでの休憩時コミュニケーションも大切ですが、インプレー時にどのようなミスが出たかを認識し、今後に向けて改善できるよう 自分なりにデータを集めることが肝要です。
では、どこに着目するか? それはミスをしたときの【 状況確認 】です。
ご存じのようにテニスではサービス以外は 相手の打った球に反応して、打球できるエリアに移動し、相手コートに返球してラリーが途切れるまで続く競技です。
ここをしっかり認識しましょう。
知らない人ばかりで あがってしまい、今日はフォアハンドが駄目だった。
いつものことだけど、バックボレーがやっぱりネットを越えなかったなど
「今日の調子」のせいにしてしまいがちですが、
「勝者の習慣(R)」では、着目点を多面的にします。
ミスをしたときの振り返りとして
・相手がどんな球を打ってきたか?(速遅、高低、深浅、左右、回転)
・それをどんな球で返したいのか?(速遅、高低、深浅、左右、回転)
・それはコートどの場所なのか?(エンドライン、デッドゾーン、ネット近く 左右)
少なくともこの3種の視点でミスを確認すると
自分は高い球のバックハンドのスキルが足りない とか
回りこんで短く打つとネットを越えない とか
ネットについて緩い球が叩けない とか
「弱点の本質」がわかってきます。
こうなると単に「今日のバックボレーはいけてない」といっている選手とは次に取り組む練習メニューが変わってきますね。
自分のコーチに
「フォアサイドのサービスライン上で、速い 突き球が来たときのバックボレーをセンターへ短く落とす練習をしたい」なんて リクエストが出せますように!